◆◆知ってほしい、脱洗脳という気功◆◆
私のところには、パニック障害の症状がある方からのご相談は
少なくありません。
睡眠薬をもとめてしまう
当初頂いたメールでは、次のような状況でした。
・呼吸器の息苦しさから、パニック障害(車や電車などの乗り物恐怖)を発症し、引きこもりのような状態になっている。
・不眠症のため処方された睡眠薬に依存してしまい、副作用でボーっとする、もうろうとする、めまいがクラクラする。
やめたいが脳が睡眠薬を求めてしまい、どうしてもやめられない。
・パニック障害や睡眠薬依存から抜け出し健康を取り戻したい。
・お隣との人間関係がなんとなく気まずくてストレスになっている。
今回の施術時間は約一時間。
近くにご家族様がいらっしゃることと、人と話す際は極度に緊張するとのことで、
メッセージ(テキスト)でのやりとりで進めました。
会話の場合より、やり取りが少なくなりますが、文字を目で見て感じられる良い面もありますね。
脱洗脳
まず、パニックを起こした当初からの、根本原因となるものを「脱洗脳」していきました。
たいていの場合、ご本人様が思い出せる範囲で、起こったきっかけを教えてくださいます。
誰かに話したい、聞いて欲しい。そういう欲求がたまっていることもあります。さえぎらず、しっかり聞かせていただきます。
しかし、記憶や感情が曖昧なこともありますし、(けっこう時系列が曖昧だったりします)
その出来事がきっかけなんだろうな、と思いつつ、
確証は無かったり。
また、感情が思い出せないこともありますよね。
脱洗脳は、
そういう場合にも、私が潜在意識にアクセスすることで、施術を進めていくことができます。
本当は淋しかったのかもしれない
今回は、直近でパニックを起こしたときのことを思い出していただき、
私がそれをもとにさかのぼり脱洗脳を。
最初に付けて頂いた辛さの数字が、8からどんどん減っていきます。
それと共に、呼吸器が楽になっていかれました。
次に、会話の中で、「お父様」というキーワードがあったため、
お父様との関係から潜在意識に入ってみることにしました。
もうあまり感情はわかないようでしたが、その時期に様々なことがありそうな気がしたからです。
脱洗脳していく途中で、「淋しかったのかもしれない」と、ポツリとおっしゃられましたので、
さらに淋しかった記憶をさかのぼり、消していきます。
ほぼ何も感じないところまで楽になられたのを確認し、次は身体の施術へ。
脱洗脳が終わった時点で、呼吸のぜーぜーというのも無くなっていらっしゃいました。
次に自律神経やホルモンへのアプローチ
呼吸器に問題はないという診断をいただいているとのことでしたので、
呼吸器の施術は行わず、他の内臓とホルモンなどへのアプローチを。
いつもは眠剤で強制的に寝て、明け方に目が覚めてしまうそうですが、
施術中にねむくなってきたとのこと。
自律神経やホルモン、筋肉を緩めたことも効果があったようで、ほんとうによかったです。
脱洗脳のよさ
気功施術を終えて・・・
脱洗脳のいいところは、
・「トラウマ」と呼ばれるものを短時間で解消していくことができること。
・その際、辛い記憶を強制的に思い出させて、再度辛くなってしまうことがないこと。
・覚えていないことも、消していくことが出来ること。
など様々あり、
パニック障害をお持ちの方にも多く良い結果が出ています。
久しぶりに楽しく過ごせた
そして翌日、ご感想をくださいました。
いつもより長く眠れ、身体も楽だったと。
お部屋を掃除したり、好きな楽器を弾いたりして久しぶりに楽しく過ごせたと。
Yさまは、文面から優しさや思いやりが伝わってくるとても素敵な方でした。
好きな楽器を思い切り楽しめるようになりますように。
全ての症状が解消され、睡眠薬への依存解消までには引き続きの施術が必要でしょうが、
まずは抱えてこられた重いものが2つ3つ無くなるだけでも、
今後が違ってくるはずです。