私は活字が大好きで、本も雑誌も、それこそ一文字も残さず(笑)
読んでいました。
ネットはありませんでしたから、紙媒体です。
今もページをめくる臨場感がすぐに湧き出てきます。
紙の匂い、手触り、音・・五感で味わえますし。
さらに、無限に広がる情報空間も。
本は最高です。
私にとっては「雑誌」も「本」と同じでした。
読み捨てるなんてとんでもない!
(読み捨てられる雑誌のように・・が分かる人、いるかな?)
紙の時代、情報量はネット時代よりも少ないでしょうけど、
一冊の雑誌のお気に入りのページ、何度も何度も同じページを見て、
繰り返し閉じたり開いたり。
時には切り抜いてノートにはったりして味わい尽くしていました。
雑誌のジャンルは問わず。
文字から透けて見える世界。
写真の向こう側の手触り。
香り、ざわめき。
撮影時の空気感やざわめきまで味わえたような気がします。
行ったことのない海外、自然も建物も、会ったことのない人々も
全部、紙面から貪欲に、本当にむさぼるように・・でしたね。
私の世界観は、こうして出来上がったように思います。
実は、最初にお話をいただいたのは1年前でした。
メールを開いて、美人百花という文字が目に入った時、
「キャッ!!」とテンションが上がったのを覚えています。
ですが、その時はかなり迷い、結果、流れました。
その時に受けていたら、また違う展開があったはずですが、
今思うのは、あの時ではなくて、今がタイミングなんだということです。
そして、
今度、もしも今度、お話が来たら
その時は絶対に受ける。
そう決めました。
もしも・・私ではなく、
他の誰かが・・私の知人の誰かが・・・
あの子やこの子が、
誌面に登場したのを見たら
私は絶対くやしい。
マーケティング的なこと、あれこれ脇へ置いてね、
ただただ、
そこに載るのは私であってほしい。
そう思ってしまったんです。
ですから今回・・ちょっとした葛藤はありましたが、
決めたんです。
私のその思いが勝ちました。
この時もまだ知りません
だって、創刊号を食い入るように読んでいたんです。
状況も鮮明に覚えています。
当時は名古屋支店勤務。
会社から徒歩20分ぐらいのところに住んでいました。
途中、地下街に入り、出口付近の本屋さんに寄って、そして地上に出て。
そして自宅まで歩くのがいつものコース。
本屋さんの棚で初めて見つけて・・
「なにこの世界✨✨✨」
ってずーっと立ち読み。
(結局買って帰りました)
そんな雑誌に関わることが出来るなんて。
当時の私が、1ミリでも、考えることができたでしょうか。
ライターさんが私の記事を書いてくれる。
私の名前が活字になっている。
こんなこと、起こり得ませんよね。
いったんここまで^^
次回に続く予定です。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
心からの愛と感謝を込めて、
Kayo