写真に写らない、美しさや艶のこと

マレーシアからタイへ。

バンヤンツリーのお香が大好きで、

バンコクに行く知人がいれば、

買ってきてもらいながら大切に使っていたこともありました。

特に好きなのは「Night Queen」という香り。

夜の静けさと気高さをまとったような、濃密な香りです。

今回は、同じ香りのボディローションも見つけたので

迷わず、たっぷりサイズを選びました。

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嗅覚は、五感の中で唯一、

記憶と感情に直結している感覚。

香りを嗅いだ瞬間に、ふと誰かを思い出したり、

過去の記憶がふっとよみがえったりすること、

ありますよね。

私は、旅に出るたび、

テーマを決めて香水を持っていくのが好きなのですが..

帰国すると、

その香りで風の香りや波の音がひろがり、

その場所に連れて行ってくれます。

スパから帰ったこの部屋にも、

Night Queenの香りがふわりと広がっています。

写真には写らないけど、

「香り」は、その人の存在感や、記憶の奥に残るもの。

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そして、

美容気功を伝える身として大事にしてることにも

繋がっています。

見えない香りや艶が、手触りとして感じられるように

教えています。

（臨場感、という言葉を使っています。）

全体で「美しさ」。

美しさって、

肌に塗ったり、服をまとったりするだけじゃなくて、

その人から静かに香り立つ“気配"や“艶"、

記憶に残る余韻のようなものだと思う。

視覚情報だけの写真からも

そういうふうに──

美しさがふっと立ちのぼるような、艶やかな女性になりたいですね。

今日も溢れる光の中で