お話会を何回か続けていると、けっこう多くの方が
「氣幸で(私の人生・生活に)どんな変化があったか」を知りたがっているのに気付きました。
私がなぜ情熱を注ぐか
私がなぜ氣幸を伝えたいか(しかも結構な情熱で)、
また、私がなぜこの変容セッションに力を注ぐか・・を考えれば、
情報空間に広がるそれらに反応した方たちが、
私に興味を持ってくれるのはごく当たり前のことなのでしょう。
職業の変化などわかりやすい大きなもの(出来事)はHPにも記載してありますが、
知りたいのはその前後の私の心境の変化や、そこに至る道のりなのかなと思い、
その都度お話をさせて頂いています。
あるお話会の時に、
同じように「大きな出来事はなんですか?」と尋ねられました。
その時ふと、過去の恋愛のことを思い出しました。
もしかしたら・・私が聞いて欲しかったのかもしれませんし、
その出来事が、伝えて欲しがったのかもしれません^^
もう生きていけないなんて思っていたのに。
昔、ちょっと辛いお別れがありました。
毎日泣き、自分を責めて、絶望(なんとまあ大げさな^^)しておりました。
数年後、また連絡をごくたまにですが、取りあうようになりました。
その人は相変わらずというか・・詳しくは書けませんが・・まあ華やかなタイプ、そんな感じでした。
なので、会うことはありませんでしたし。
それが久しぶりにお昼ご飯を食べた時、急に言い出したんです。
「(私とお付き合いしていた)あの時が一番楽しかった。」
「一番よくしてもらって、いちばん甘えた人だった。」
「自分の人生的にもいちばん輝いていた。」 ・・・
と言い出したんですね。
なんとまあ!
ほんとに人生で一番かはわかりませんが(笑)
脱洗脳
私は氣幸で、この方との辛い出来事、生まれた思い込みを幾度か脱洗脳していました。
正確には、私が氣幸を学ぶ前、師匠にやっていただいた施術です。
(その方と久しぶりに会ったのは、脱洗脳後です。)
受ける方は、辛い過去を再体験する必要がなく、術者に伝える必要もありません。
師匠とはいえ過去のそういう話をするのは憚られますので、話さずにすむのはありがたい(笑)
辛い感情を思い出すこともなく、淡々と施術は進んで行きました。
その時外した思い込み。
どんなことをお願いしたのかも忘れてしまったほど、今ではどうでもよくなっています。
こんな風にして現実が変わっていたことを体験していましたが、そのこと自体も忘れてしまっていました。
彼女たちとのお話会でふと思い出したのも、何か意味があるのだと思います。
そういえば、そうだった・・
自分が(良いほうに)変わってしまうと、過去のことを忘れてしまうことがあります。
辛い思いや恥ずかしい出来事、悔しい経験をたくさんしたのに、まるで、そんなことなかった、
最初から幸せでピカピカで、
すべて上手くいっていたかのようにふるまいたくなることもありますね。
今は私は、「起こる出来事は全部ネタ」といいますか、
エピソードの一つといいますか・・誰かの役に立つなら語っています。
「今」だれかの役にたつことがわかっていたから、「あの時」にそういう経験をするのかもしれない、
そう思っています。
でも、もうすこししたら本当に忘れてしまうのかもしれませんね。
経験として記憶はあっても、強い情動があったことを思い出せなくなり、
お話に説得力も無くなってしまうのかもしれません。
そんなことを考えさせてくれたお話会でした。
1月のお話会
さて、お話会は1月も開催したいと思います。
どんな出会いがあるかがとても楽しみです。