先日、「華世さんがうらやましい」と言われることがたまたま続きました。
言っていた人たちは、近くも遠くもない関係性です。
正確には直接言われたわけではなく、「あの人がそう言っていたよ。」と聞いたわけですが・・
心からうらやましいなと思っていたわけではないと思うんですね。
今日のブログは、その出来事から見えてきた「うらやましい」について書いてみました。
「うらやましい」には大切なことが隠れています。行動するエネルギー
例えば、あなたが、洋服が大好きで、「いつかは自分デザインのオリジナルブランドを作りたい」ってずっと思っていたとします。
これまで全くやったことが無いとしても・・出来ないとは思いません。
ですが、実際はちょっとハードルが高いと思ってしまいますよね。
高すぎて現実味がなく、行動するエネルギーがわかず、ぼんやりと「出来たらいいなあ。」と思い続けている。
そして、個人ブランドを立ち上げている人たちを、うらやましいなっていう目で見ているのではないでしょうか。
こういう時は、「写真をボードに貼れば叶うんでしょ」とか「いい気分でいたら引き寄せられる」などと、
半ば自動的に、そして薄っぺらいワクワクを感じている状態。
自分ごとにしていなくて、まるで他人事のように考えている状態なんですね。
自分には経験がないからとか、人脈がないからとか、お金がないから、などといくつでもやらない言い訳を用意しています。
繰り返し語っているので、一ミリも疑わないマイストーリーが出来上がり、感情まで自動的に湧き上がるほどかもしれません。
こんな時、例えば、「オリジナルTシャツを作るぐらいから始めてみたら?そういうことをしてくれるネットショップが結構あったよ。」と友達から言われたとします。
「そっか、やってみよう!!」と情報を見に行くと、Tシャツだけでなく、バッグやカップなども結構簡単に作れて、販売まで出来るサイトがあることがわかったりします。
それでも、最初は怖いでしょう、不安も出てくるでしょう。
売れなかったらどうしよう、変なこと言われたらどうしよう、売れない自分を知られたら恥ずかしい。
スタートラインに立つ。宣言する。
それでも、やった人だけがわかります。
やった人だけが、次に行けます。
たとえ、名だたるハイブランドには遠く及ばなくても、今は自分が思い描いていたカタチではなくても。
まず、やったぞという実績を作ったんです。
そして大事なのは・・あなたのその行動は、この大きく広がる情報空間に、あなたはそういう人だと、大好きな洋服に携わる人、オリジナルブランドを発信している人だと、しっかり刻み込まれること。
あなたはその瞬間から、「ただ羨ましがっているだけの人」ではなくなるということなんです。
少しでも、エネルギーが動き始めたんです。
最初の一歩が大変なんだ、0ゼロを1にするのが大変なんだ、とよく言われますね。
そうなんです。止まっていた、固まっていたエネルギーが動くんです。
これが大事。
いきなり、理想の状態、なりたい自分、到達したいゴールでなくてもいいんです。
それは自分が手に入れるはずだった!!
では、もし、「Tシャツから始めたらどう?」と友達に言われ、
「えー Tシャツが作りたいわけじゃないんだけど。」と何も動かなかったら、そのままですよね。
そしてさらに、「Tシャツだけじゃなくて、バッグもピアスも、出来て、販売まで出来るみたいだよ。」とまで言われたとします。
動かない人は、ここで、「んー、いいや。今どうしても、ブランドが作りたいわけじゃないし。そこそこ忙しいし。ほかに優先順位高いことがあるし。」
と、言い出すかもしれません。
どうでしょう?
そんなことありませんか?
もちろん、やるべきことがあり優先順位を決めている・・それもありですね。
その人次第。間違いはありません。
ただ、「うらやましいな」「いいな」・・・はくすぶったまま残るかもしれません。
ここでちょっと想像してみてほしいんです。
1年後、あなたは、その友達に再会したとします。
その友達は、あのあと、自分でTシャツの販売を始めていました。
今は自分のオリジナルブランドで、可愛いワンピースもバッグも出していて、そして自分がモデルになって、サイトに登場していると笑顔で言っています。
そうしたとき、あなたは平気でいられますか?
なにそれ?どういうこと?自分だってやりたかったのに。
それ自分がやるはずだったやつだ・・
それはずっとずっと、私がやりたかったやつだ!
猛烈に悔しくないでしょうか。
自分の心から目をそらさずに、しっかり見てほしいんです。
悔しい。
次はきっと怒りがわきます。
自分がやるはずだったことをやっている友人に対して。
そして、あのとき何もしなかった自分に対して。
ちゃんと見ないと。自分を。
目をそらさないことが大事です。
うらやましいって思うなんて恥ずかしいから、と、目をそらさないことが、大切です。
再会してキラキラ輝いている友達を見て、「悔しかったね、いいよいいよ。じぶんにはそんな時間なかったんだから。」等、
自分を謎になだめている場合ではありません。
始めないと、始まらないままです。
うらやましいな、いいな、やってみたいな、やりたいな、でもな・・
そういう感情は、スルーすることなくしっかり見ていってください。
うらやましいって思うことを恥ずかしいことだと思い、抑えるのをやめることです。
そのことで平和に過ぎていた日々が変化してしまったり、自分の中にある何かを見つめることになるのが怖い、と無意識に感じて避けているのかもしれませんが、
ぜひ、やってみてほしいなと思います。
これが自分を大切にすることなのではないでしょうか。
比較癖
もう1点、羨ましいからわかることをお伝えしたいと思います。
いいな、あの人は。
でもあの人は恵まれてるから、ああだから、こうだから・・。
が口癖のようになっている人、いませんか?
本人も口癖だというか、ただ言っているだけだというのは、ある程度自覚しているようですが、
大したことじゃないと考えているのではないでしょうか。
これは、常日頃から他人と比較しがちだからこういう思考をするのか、
こういう思考が比較思考を強化しているのか、そのどちらもあると思います。
「いいなーあの人は。」いいないいな、といろんなことに対して思う。人がうらやましくなる。
いいなと思うこと自体はよくあることで、決して悪くないと思います。
比較癖のある人の場合は、
いいな、のあとに、でも自分は持っていない、自分は出来ない、自分は恵まれていない、自分は能力がない、自分はついていない・・・
そういう思考に行きがちなんです。
惰性で、癖で、いいなって言ってしまっている?
言っているだけだから何も悪くないようにみえますが、その時どういうことが起こっているかというと・・
無意識で自分を卑下していることになるんです。
持っていない、出来ない。
うらやましいな、いいな・・・無意識の癖で、自分のエネルギーが奪われてしまっています。
安易にうらやましがるのをやめる
これ、すごく巧妙だというか・・。
わかりやすいものは自分で、「言っているだけ」って気づきます。
落ち込むことはありませんから。
でも、「いいな、あの人は出来てていいな、私は全然できないな・・」と落ち込む場合。
よく、考えてください。
それはあなたがやりたいことですか?
よく見つめてみたら、全然欲しくないのに、自分が持っていないことに落ち込む。
やりたいことじゃないのに、出来ないことに落ち込む。
よく注意してみて下さい。
もし、心からいいなと思うなら。自分もそれがいい!と思うなら。
エッセンス、データ、情報としてもらっておきましょう。
自分の選択肢、自分の可能世界を広げるのにとても有効です。
妬みは不要です。
ということで
これは過去の自分へのメッセージでもありました。
自分よりすごそうな人を見ては、「すごいな・・それに比べて私は・・」と落ち込んでいました。
不必要な、無駄なことをして、自己肯定感を下げていたんだなと思います。
以上が、「うらやましい」をきちんと見つめてほしい理由2点でした。
最後に、それでもなぜか怖い人、わからないけどいつもどうしても踏み出せない人、比較が止まらない人。
脱洗脳という気功技術がありますので、ひとりで悩まずにご相談ください。
最後までお読みくださりありがとうございました。