自分軸でやりたいことをやって生きる
いま、「本当に自分がやりたいことはなんだろう」「これまでの生き方のままでいいんだろうか」
と多くの人が考え始め、見つけたがり、行動し始めていますね。
アセンション、目覚め、二極化、風の時代、アフターコロナ、ウィズコロナ・・と、
その時々で、ブームのようなものが起こっていたのを思い出せる人も多いと思います。
そのブームの名前や、盛り上げる人々や取り上げる媒体もフォーカスする内容も、その時々で変わって来ています。
ですが今のこのブームは、「他人に合わせた」新しい生き方ではなく、「自分自身の」新しい生き方であるところが、
これまでと違う印象ですね。
それに伴って、自分軸というキーワードも大流行!
イメージしやすく分かりやすくいため、私自身も自分軸という言葉はよく使います。
使命なんて要らない
一方で、必ずしも、本当にやりたいこと、あるいは使命を見つける必要はない、
目の前のことを精一杯やっていったらいいのだ、と語る人もいますね。
それもそうだと思います。
大切なのは自分で決めること
私は、「自分が選んだことが正解であり、自分が選んだことを正解とする」と、決めることが大事だと思っています。
(決めたらやり続けなければならないとか、方向転換するなとか、そういうことではなくて。)
例えばよくありがちなパターンを3つ。
①「でもやっぱりあっちにしておけば・・・」
②「あの人がこういったからこちらにしたけど・・・」
③「自分で選んでしまったから仕方ないか・・・」
この・・・には何が入るか、ちょっと考えてみて下さい。
①ですと、「・・・」には、「今頃もっと幸せだったのに。」「こんな苦労しなかっただろうに」が続きそうですね。
②では、「・・・」には、「自分がいいと思ったほうにしておけばもっと上手くいったのに。」
「言うことを聞かなければ失敗しなかったのに」が続きそうです。
①も②も、気に入らない今の現状を、人や状況のせいにしています。
自分が決めたのだ、という自覚がありませんね。
自分の選択の結果である現状から目を背けています。
③だと、自分が決めたのだと認識していて一見良さそうですね。
ですが、望んでいない結果になったことに対して諦めるように現状を放置してしまっています。
他人事のような自分の人生
3つに共通しているのは、
自分の人生をどこか他人事のようにとらえ、責任を放棄しているようなところです。
自分事になっていないんです。
この繰り返しのままだと、
自分の人生を自分で作っていけるのだという自信も無くなっていきかねません。
諦めがちになり、自分で自分を幸せにすることもできませんし、
出来るのだという発想すらも無いかもしれません。
幸せは人が持ってくる、状況が自分を幸せにしてくれる、
人に幸せにしてもらうものだという考えが抜けず、
いつも他人次第・・
これはいわゆる「自分軸」が無い状態ですね。
自分軸のつくり方
自分軸をつくらなくっちゃ!!と大げさに考えなくてもいいんです。
日常生活は、選択の連続ですよね。
つまり選択の結果が現在の生活を作っていますよね。
この日々の選択を、
自分で考えて自分で最終判断をしていきましょう。
最初は些細なことも、選んだということを意識するといいでしょう。
自分で選ぶ、と聞くと、一切人の意見を聞いてはいけないと誤解する人がいますが、そうではありません。
選択する時に、いろんな人の考えを聞いたり、相談したりするのはアリです。
むしろたくさんのデータを見るのは大事です。
特に、これまで経験の無いことの場合、自分でも調べ、人にも聞く。
でも最後は、自分で決める。
「●●にこう書いてあったからそうする。」
でもいいでしょうが、そう書いてあったからと選んだのは自分だということです。
腹をくくりましょう。
自分で決めたのだということを決して忘れずに。
上手くいかなかったことに対しても、自分が選んだことは正解だというのが基本。
失敗を認めないのではなく、
きちんと引き受け、そこから経験、学びをつかみ取っていく。
自分の未来(ゴール)から見て、この経験を正解にしていくということです。
これが、最初に話した、目の前のことを精一杯やっていくことでもあり、
自分の生き方をしていくことでもあるのだと思います。
自分軸で生きることであり、
自分の人生に責任を持つ、ということでもあります。
こういう考え方も
「自分で」それを選んだのではなく、必然であった・・選ばされていたのだとする考えもありますが、
この場合はシンプルに、自分で選ぶとすることで、
生きやすく、望む状況を作りやすくなるでしょう。
これがしたかったんだ!と気付いた瞬間
長くなりましたので、紹介したかったお客様のお話は次回にしますね。
セッション中に「自分は本当はずっとこれがしたかったんだ・・」と
深く気付いた瞬間、それ以前とはまったく声の輝きが変わったのが印象的でした。
気付いた瞬間ってこうなるんだなと、しみじみと、立ち会えたのが嬉しくて。
(声のみのセッションです。声のみって、かえってわかりやすかったりしますね!)