「砂糖」の摂りすぎは要注意と誰もが知っていますし、
甘いスイーツにも果物にも糖分が多いことだって
十分わかって、気を付けているつもり・・・。
でも、糖分はあらゆる食べ物に潜んでいますので、
知らないうちに糖分を摂りすぎているかもしれませんよ。
今日は糖を取りすぎているときに身体に起こる変化を9つ、
お伝えしますので、チェックしてみましょう。
①甘いもの、糖がほしくてたまらない!
甘いものをたくさん摂取すると、血糖値が上がりますよね。
それを阻止しようと、大量のインスリンが分泌されます。
そのインスリンは体内に残りますので、
その数時間後に血糖値が急に下がることがあります。
これが「低血糖」の状態。
脳は、身体の危機だと判断し、空腹だと伝えてきます。
甘いものをまた食べたくなってしまうんです。
分かりやすく言うと
甘いものを食べれば食べるほど、欲しくなる。
甘いものを食べて元気になったかと思うと、すぐにダウンする。
・・・心当たりありませんか?
この状態は、砂糖に依存している状態と言えます!
②甘いものを食べると幸せ!
甘いものには中毒性がある・・・実は密かに、そう気付いていたりしませんか?
甘いものを摂取すると、脳内神経伝達物質ドーパミンが分泌されるんです。
ドーパミンは幸せホルモンと言われますから、
スイーツが幸福感をもたらすのは納得ですよね。
昔から、「疲れた時には甘いもの♪」と言われますが、
これも、このドーパミンによる脳のご褒美回路が活性化して、
病みつきになっているのかもしれません。
なお、依存症になりやすいかどうかは、
甘いものが好きかどうかによるのではないそうです。
③気分のアップダウンがある
甘いものや糖分をとっても、あまり気分が良くない・・。
そんな状態は、糖分による一時的な興奮(②)がさめた後の血糖値の急降下によるものかもしれません。
砂糖の摂取は身体の炎症を引き起こし、
過剰に摂取すると、うつにつながる可能性があるとのことです。
④原因不明の膨満感
野菜を好むビフィズス菌は「ガス」を発生させませんが、
糖分を好む悪玉菌は食物を発酵させ、ガスを発生させます。
過剰に発生すると、食後におなかが痛くなったり、
膨満感で不快になったりしがちです。
⑤すぐにエネルギー切れを起こす・疲れやすい
①の説明の繰り返しになりますが、
甘いものは血糖値が急激に上がったり下がったりしやすいです。
<糖分を摂取→膵臓がインスリンを放出→エネルギーがみなぎったように感じる>
すると、身体はこのサイクルを繰り返そうと、更に糖分が必要な状態になるので、
「エネルギーが低下した」と感じるんです。
血糖値のアップダウンとエネルギーのアップダウンは連動しているようですね。
血糖値ピークが高いほど、その後の低下が極端になります。
エネルギーは、血糖値が安定しているときにもっとも安定します。
糖分をたくさん摂っているということは・・
タンパク質や食物繊維を十分に摂取できていない可能性があるかもしれませんよ。
⑥風邪をひきやすい・・免疫が低下してるかも!
かなり知られてきましたが、
免疫システムの大半は腸内にあり、腸内のバクテリアに支えられています。
糖分の取りすぎは、結果的にですが、免疫に影響を与えていきます。
繰り返しになりますが、手軽な糖分をたくさん摂取しているということは、
たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足した食生活になっているかもしれません。
⑦眠れない・不眠
甘いものが大好きな人なら・・・夜も甘いものを食べてしまうかも!
夜は身体を休める時間にもかかわらず、一気にエネルギーが高まってしまいますよ。
これでは休める準備ができません。
腸内で作られるセロトニンは、睡眠モルモン「メラトニン」の製造に不可欠です。
不眠にはいろいろな原因がありますが、
心当たりがある人は、甘いものをやめてみませんか。
⑧体重増加、肌荒れ
これは言わずと知れた、ですね。
あらためて、糖分をとりすぎていないかチェックしてみましょう!
⑨年齢より老け見えしている!?
大事なことですが、最後になってしまいました。
糖分の過剰摂取は、長期的にお肌のたんぱく質やコラーゲン、エラスチンなどにダメージを与えますし、
女性ホルモンのバランスが乱れる原因にもなります。
気功ヒーリング
いかにも!な食品を避けてはいても、低脂肪でヘルシーなイメージ、美容に良さそうなイメージで
販売されている食品も多いです。
どれもこれも、マーケティング上手で、手を伸ばしたくなってしまいますよね。
ご褒美として上手くドーパミンを使うという手もありますが、それはまたいずれ。
本日の気功ヒーリングは、「甘いものやめる!ヒーリング」です。
甘いものと上手に距離が取れますように。